「面白い」「わかる」「解ける」という手応えのためには、ときどきマンネリ化する学習の中で手抜きになったり、わからないからと空欄にしたり、投げやりになる生徒さんに厳しい言葉をかけることもあります。
その後の「不正解の連続による自身喪失」の方が怖いからです。
小言は、「不合格」よりずっとマシです。
ぴりっとして集中のスイッチが入ったら、その後格段に正解が増えます。
そうしたら「すごい!さっきと全然ちがうね。集中してからの正解連続、かっこいいね。この調子!」と褒められます。
そうして軌道修正していきます。
わかっていない、集中していない、ぼんやりしている、そういうのを放置しません。
わかってきた、集中している、理解を深めた、そういうのを見つけて声を掛け、評価し、次の授業に繋げていきます。
「育てていく」という感覚を持って授業をしています。
消化不良や自信喪失の呪いにかかると、成績を伸ばすのに2倍以上の時間が掛かります。
伸びる可能性や能力を充分に持っていながら、その塾の進度があっていないがために、成績不振となっているケースも多々あります。
春は、スピードや量よりも、「本人の理解の実感」を優先していきます時期。
夏期集中講座では、問題量をこなして次の段階に進めていきますね。
その大量の問題と向き合うモチベーションをここでは膨らませておきたい。
だからこそ、今は宿題は少な目で負担は軽めに、授業の中で「わかる!」「できる!」「そういうことか!」の体験を大事に大事にしていきます。
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