今週の小5の国語、東大教授の竹内均氏の文章でした。 宇宙の存在について、「すべてのものを含む」と考えるのは古くて、新しい学者は、「知的存在である人間が認識した範囲が宇宙である」と考える。そして「宇宙は一つではなく複数あるとも考えられる」というものでした。 「わけわからん~」と笑いつつ、でも、筆者の述べる二種類の考え方をそれぞれ整理して解答にたどりつくことができました。 国語は、多読によって伸びるというのが王道なのですが、「完全理解」の力をつけてからの多読になって初めて意味を持ちます。
5年生の間は、一見難解な文章も、じっくり取り組み、「そういうことか、なるほどね。」と筆者の主張をがしっとつかむ手応えこそが大切です。 1文ごとに生徒の理解を確認して進めました。
今週、「先週の話、どんなんだった?」と聞くと、みんな口々に説明してくれました。
こうやって染み込んだ文章は、教養にもなります。
価値観の多様性を理解する土台にもなってくれるでしょう。
そして、このぐらいの文章と次に出会ったときに逃げ腰にはならずにすみます。
「わかった」事実が過去にあるわけですからね。
こうやって丁寧に進んでいきますね。
読解力は多読によって伸びるというのが王道なのですが、「完全理解」の力をつけてからの多読になって初めて意味を持ちます。5年生の間は、一見難解な文章も、じっくり取り組み、「そういうことか、なるほどね。」と筆者の主張をがしっとつかむ手応えこそが大切です。
スピードは、理解の後につきます。
先にスピードを要求すると、理解力不十分なまま読み進める癖がついてしまい、中学受験が終わった後に苦労をすることになりますから。
しばらくは、難しめの文章であるので宿題は少なめ。
その代わり何度も何度も読んだり、辞書で意味調べをしたりして、向き合ってくださいね。
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