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  • 執筆者の写真講師

ダニング・クルーガー効果

5年生の国語の時間に、「ダニング・クルーガー効果」のお話をしました。

一般的には、「初心者ほど大きな口をたたく。その道に詳しい人ほど慎重な発言になる。」ということを言います。 勉強や物事に取り組む時の心理的なことにつなげてお話をしました。

このグラフの赤い線のように、最初は楽しかったこと、前向きになれたことが、楽しく感じられなくなったりつらくなったりすることは君たちにもあると思う。 でも、それは、「初心者ではなくなった証拠」でもあるんだよ。 知識(黄色い線)は一定のスピードで増え続けるのではなく、頑張れるときとそうでないときがあるから、波のように上がったり下がったりながら少しずつ上がっていく。 でも、気持ちは、やればやるほどすごい人がいると気づいたり、もっと難しい問題に出会ったりして苦しくなる。スポーツ選手もそう。練習をやってもやっても強い敵が出てきたりする。苦しい。 苦しいってことは、君らが力をつけている証拠だからね。 そのとき「ダニング・クルーガーだ」ってこの言葉思い出してね。 そして、一定のころまできたら、また自信がついて、今度は本物の自信になるよ。 そうなると、知識の量と楽しい気持ちが同じ感じになってくるからね。 できれば入試の前に「苦しい」から「楽しい」になるといいよね。 今の頑張りは、未来の自分を楽しい気分にしてくれるために役に立つからね。


さ、今日も頑張って自分の力を伸ばしてあげましょう。


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