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執筆者の写真講師

大学生対象の講義をして小学生指導のヒントを得る

先日は、1日で3つの大学をはしごして講義をしました。

○午前中、A大学で日本語表現法。

読解問題、ドラマの1シーンを使ってしぐさや風景の描写の読み取り方ににも触れます。

二人で歩いていてエスカレーターに向かうA。

階段を昇るBを見て驚く表情。

物語の後半、階段を掛け上がるA。

振り替えると見える広い景色。

靴底の減っている靴のアップ。

↑何が表現されていたか言葉で説明してみましょう。


表情やしぐさ、行動から真意を読み取ることは普段からしていると思うけれど、その感度を上げましょう。



○午後、B大学でレポート作成について。

客観的根拠と考察、

問題点の指摘→成功事例の紹介や提案をする演習です。

テーマはそれぞれ。「和菓子のおもてなし」「児童労働」「インバウンドの今後」「テーマパークの光と影」「商店街の活性化とスポーツ」など。


習わないと「コピペ」してしまう学生も多いので、丁寧にレポート作成の仕方を説明します。



○夕方、C大学で就活支援講座。

18:15~の講座で、始まる頃には外は真っ暗。

そんな中、出席した学生さん達ですから、こちらもより有意義な時間をと緊張感ある話から笑えるネタまでいろいろと。

講義後は一言二言挨拶なり感想なりを言ってから退室する学生ばかり。後ろから見ていたコーディネーターも「素直さが後ろから見ていてもわかりました。かわいらしいというか、まだまだ伸び代がありそうな応援したくなる感じ」と言っていましたね。

どこの学生もうたた寝やスマホを触る学生など一人もいなくて、メモを取り、考えて書き込んで集中している様子でした。


大学生を指導していると、小学生に指導するときのヒントも多く得られます。

読解問題への苦手意識は、コミュニケーションに関するコンプレックスにもつながります。

語彙力不足は、文章の完成度に関わります。


小学生時代に鍛えておくことで、大きな差が開きますね。

分度器の1度のちがいが、延長線上で大きくなるように、10年後のコミュニケーション能力につながります。


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